「FIRE」とは、経済的自立(Financial Independence)と早期退職(Retire Early)という、2つの言葉の頭文字から作られた造語です。
「サイドFIRE」は完全に仕事をリタイアするのではなく、資産運用による収益と副業などの労働収入を組み合わせて生活するライフスタイルのことです。
サイドFIREは少ない資金で実現できるだけではなく、労働収入があることで経済的な不安を軽減し、精神的な安定を保てるのがメリットです。
このページでは、FIREの種類と経済的自由にはいくら必要かのシミュレーションを解説するので参考にしてください。
サイドFIRE(セミリタイア)の特徴
サイドFIRE(セミリタイア)の特徴は以下の3つが挙げられます。
- 資産収入と労働収入で生活する
- 自分のやりたい仕事で稼ぐ
- 少ない資金で実現可能
サイドFIREは完全なリタイアを目指すFIREと比べて現実的で、多くの人にとって実現可能な選択肢になります。
自身のライフスタイルに合わせてサイドFIRE計画を立てることが大切です。
資産収入と労働収入で生活する
サイドFIREは完全にリタイアするのではなく、資産運用による収益と副業などの労働収入を組み合わせて生活するライフスタイルのことです。
資産収入とは株式投資や不動産投資など投資による収入のことで、労働収入は働いて稼ぐ収入のことです。
ある程度の資産収入を確保できれば労働収入を主として働く必要はなく、マイペースに働きながら生活をするイメージです。
資産1,000万円 | 資産2,000万円 | 資産3,000万円 | |
年間の資産収入(年利4%) | 40万円 | 80万円 | 120万円 |
年間の生活費(想定) | 300万円 | 300万円 | 300万円 |
必要な労働収入(生活費-資産収入) | 260万円 | 220万円 | 180万円 |
たとえば、午前中だけ働いて午後からはのんびり暮らしたり、週5日ではなく週3・4日だけ働くというスタイルが確立できます。
自分のやりたい仕事で稼ぐ
資産収入をある程度得られるサイドFIREでは、生活費のすべてを労働収入でまかなう必要がなくなります。
フルタイムの仕事に縛られることなく、自分が本当にやりたい仕事や興味のある分野に挑戦することができるでしょう。
経済的な安定を保ちながら、自分のライフスタイルや価値観に合った働き方を選ぶ自由が得られます。
少ない資金で実現可能
サイドFIREは通常のFIREに比べて少ない資金で実現可能です。
資産運用からの収益だけでなく副業やパートタイムの仕事からの収入も併用することにより、完全なFIREと比べて必要な資金を大幅に減らせます。
ある程度の労働収入を確保しておくことで、投資で生活費を稼がなくてはいけないというプレッシャーが軽減されます。
サイドFIREを目指す際には、生活費を見直し無駄な支出を減らす工夫が重要になるのは間違いありません。
FIREの種類
FIREにはおおまかに以下の5種類が存在します。
- Fat FIRE(ファットファイア)
- Lean FIRE(リーンファイア)
- Barista FIRE(バリスタファイア)
- Side FIRE(サイドファイア)
- Coast FIRE(コーストファイア)
FIRE(Financial Independence, Retire Early)にはいくつかの種類があります。
どのスタイルが自分に合っているかを考えながら計画を立てることが大切になってくるのではないでしょうか。
Fat FIRE(ファットファイア)
Fat FIRE(ファットファイア)は、資産運用からの収益だけで贅沢な生活を送ることを目指すライフスタイルです。
資産運用からの収益だけで生活するため、仕事をする必要がなく完全な自由を手に入れることができます。
- 実現難易度:★★★★★
- 目標金額 :7,500万円(300万円×25倍)
- 収入源 :資産収入のみ
- 労働の有無:全く働かない
十分な資産があるため経済的な不安がなくなり、贅沢な生活を楽しむ余裕ができるため生活の満足度が高まります。
経済的な安心感が得られたり高い生活満足度を享受できるメリットはありますが、非常に多くの資産が必要なため達成が難しいです。
Lean FIRE(リーンファイア)
Lean FIRE(リーンファイア)は、資産運用からの収益だけで質素な生活を送ることを目指すライフスタイルです。
贅沢な支出を避けて必要最低限の生活費で生活することが求められます。
- 実現難易度:★★★★
- 目標金額 :5,000万円(200万円×25倍)
- 収入源 :資産収入のみ
- 労働の有無:全く働かない
質素な生活が必須になりますが、仕事に縛られることなく自分の好きなように時間を使えるメリットがあります。
労働収入を得る必要はなくなりますが、生活費を極限まで抑える必要があるため贅沢な支出や娯楽を楽しむことが難しくなります。
Barista FIRE(バリスタファイア)
Barista FIREは、資産運用からの収益と副業やアルバイトからの収入を組み合わせて生活するライフスタイルです。
資産からの運用収益と副業やアルバイトやパートタイムからの労働収入で生活費を賄います。
- 実現難易度:★★★
- 目標金額 :3,750万円(150万円×25倍)
- 収入源 :資産収入+労働収入
ある程度の資産収入があればフルタイムの仕事に縛られることなく、アルバイトやパートタイムなどの柔軟な働き方を選択可能になります。
会社を早期退職すると無保険になってしまうため、FIRE後も健康保険に加入する権利を得るべくパートタイマーとして就労する人が多いようです。
そのようなライフスタイルを指して「バリスタFIRE」と呼称するようになったとされています。
Side FIRE(サイドファイア)
Side FIRE(サイドファイア)は、資産運用からの収益と副業やパートタイムなど仕事からの収入を組み合わせて生活するライフスタイルです。
上記で解説した「バリスタFIRE」との違いは、アルバイトやパートタイム以外の副業(YouTuber・個人事業主・印税収入など)が収入としてある状態です。
- 実現難易度:★★★
- 目標金額 :3,750万円(150万円×25倍)
- 収入源 :資産収入+副業収入
いわばフリーランスのような形態で働きつつ自由な時間も得ていく生活です。
「バリスタFIRE」には勤務時間の拘束があるので、その点では働く時間の融通が利く「サイドFIRE」に魅力を感じる部分があるかもしれません。
Coast FIRE(コーストファイア)
Coast FIRE(コーストファイア)は、若いうちから積極的に投資を行い、時間経過とともに複利の力で資産を増やして将来的にリタイアできる状態を目指すライフスタイルです。
若いうちから投資を行うことで複利の力を最大限に活用し、早期に経済的自立を達成することができます。
リタイアするまでの間は働き続ける必要があるため、完全なリタイアを目指すFIREに比べて労働期間が長くなります。
しかしながら、必要な資産額を早期に達成することで福利の力で将来的な経済的な不安を軽減できるメリットがあります。
資産別サイドFIREシミュレーション
ここからは資産別のサイドFIREシミュレーションを紹介します。
- 資産1,000万円でサイドFIREするパターン
- 資産2,000万円でサイドFIREするパターン
- 資産3,000万円でサイドFIREするパターン
サイドFIREに必要な金額は個人によって異なるため明確には決まっていません。(FIREは生活費の25倍程度の資産が必要)
これから紹介するサイドFIREシミュレーションでは、リタイアには年間300万円必要だという想定で計算しているので参考にしてください。
資産1,000万円でサイドFIREするパターン
資産1,000万円の人が年利4%で運用した場合、資産から得られる収入は1,000万円 ×4% = 40万円です。
FIREには年間300万円必要だという想定であれば、残り260万円を資産収入以外で稼ぐ必要があります。
1ヵ月あたり約22万円必要になる計算になるため、資産1,000万円でサイドFIREするのは現実的ではないかもしれません。
資産1,000万円でサイドFIREするためには、年間必要資金を抑えるところから考え直す必要がありそうです。
資産2,000万円でサイドFIREするパターン
資産2,000万円の人が年利4%で運用した場合、資産から得られる収入は2,000万円 ×4% = 80万円です。
FIREには年間300万円必要だという想定であれば、残り220万円を資産収入以外で稼ぐ必要があります。
1ヵ月あたり約18万円必要になる計算になるため、資産2,000万円でサイドFIREするのは現実的ではないかもしれません。
資産2,000万円でサイドFIREするためには、まだまだ資産収入以外の収入源をしっかりと確保する必要がありそうです。
資産3,000万円でサイドFIREするパターン
資産3,000万円の人が年利4%で運用した場合、資産から得られる収入は3,000万円 ×4% = 120万円です。
FIREには年間300万円必要だという想定であれば、残り180万円を資産収入以外で稼ぐ必要があります。
1ヵ月あたり約15万円必要になる計算になるため、資産3,000万円あればサイドFIREも視野に入ってくるのではないでしょうか。
資産3,000万円でサイドFIREするためには、年間必要資金を抑えつつ資産収入以外の収入源も確保する必要があります。
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サイドFIREシミュレーションまとめ
- 資産1,000万円:1,000万円 ×4% = 40万円の収入
- 資産2,000万円:2,000万円 ×4% = 80万円の収入
- 資産3,000万円:3,000万円 ×4% = 120万円の収入
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